我が家、19回目キャンプ!
日時:3/30~31
場所:
荘内半島オートキャンプ場浦島
あと1回で記念すべき20回目のキャンプですね~。
まだキャンプを始めて1年足らず。
なかなかにいいペースでキャンプ出来てるでしょうか?
我が家は5月の終わりからキャンプを始めたので、まだまだカウント増えそうです!
さて、以前から気になっていた、浦島へ!
こちらはスノーピークのスタッフさんとお話ししていた時に挙がったキャンプ場。
話の流れで行ってみよう!という事になり、お伺いさせて頂きました。
なんだかブログタイトルがアレですが、本当に、ほんとーに大変だったので大目に見てやって下さい(笑)
我が家から、高速を使って約2時間。
車のナビだとまだ新しい施設だからか、検索できませんでした。
私は携帯のグーグルマップで検索したので、携帯ナビだと大丈夫かと思います。
この日はまたもやお手軽キャンプなので買い物をしてから行きたかったんですが、風がかなり強そうなのと雨が降ってきたので先にキャンプ場に行くことに。
(ちなみにこの日の天気は晴れ時々くもり、なんでやねん!って叫びたくなるほど雨が降りました)
到着と共に、管理人さんがお出迎えしてくれます。
気さくなおっちゃんで、子供達にも優しくして頂いて感謝です。
風が酷そうなので、珍しく旦那はスピアヘッドの張り綱をフルペグダウン。
こんな事、風が強くて有名な
スノーピークおち仁淀川でしか見たことありません。
旦那が信用している風アプリ。
これが結構正確なようで、重宝しています。
WINDY: 天気予報 - 風予報、風速
ペグの数が多いせいか、いつもよりちょっと設営時間は長め。
風に負けるなよ~と願いつつ、お買い物へ出掛けます。
ここから車で片道15分、
ピカソ詫間店へ向かいます。
(土地勘がないので、ここくらいしか分かりませんでしたが、ピカソ浜田店の方が若干近い?)
香川といえば、うどん!
安定の鍋焼きうどん(笑)
というか、香川は練り物天国ですか?
我が家の旦那は乳酸菌飲料と練り物をこよなく愛する男なので…。
その影響からか、私の方が興奮していつもより多く練り物買いすぎちゃいました。
だって見たことない種類が沢山!
ねぎ、紅ショウガ、肉!
しそめんたい、ネギイカチーズ。
変わり種沢山で、買い物してて楽しかった~。
お買い物を済ませてキャンプ場に戻ってくると、他に2組。
2組とも常連さんのようで、ご夫婦とソロの方がいらっしゃってました。
ここで、施設内をちょっとご紹介。
トイレは6つ。
(内、2つは女性専用)
温かい便座で、とても綺麗に掃除されています。
新しい、木の匂いがしてとても清潔です。
あとはシャワー。
3つあって、内1つはバスタブ付き!
今回は入りませんでしたが、こちらもとっても綺麗。
※ただ、バスタブのお湯を抜く時は排水が溢れるそうなので注意が必要です。
24時間無料で入り放題!
夏の海水浴シーズンなんかは重宝しますね。
あと、炊事場は普通です(笑)
トイレやシャワーはキャンプ場の真ん中の方にあるので、移動には困りません。
初めて、にいにに一人でトイレ行ってくる?
みたいな事が出来る近さです。
さて、これこその~んびりしながらぼんやりとします。
途中、旦那はお昼寝。
子供達と海岸で遊んだり、キャンプ場横のフラワーパークを見に行ったり。
こんな磯場もあります。
イソギンチャク、海で初めて見たよ。
この日はキンセンカが見頃で、とてもキレイ。
我が家のスピアはアイボリーなので、よく花に映えます。
(旦那よ、ちょっと車が邪魔だね)
雨は降れども、ロケーションは良くサイコーでした。
いつも行く、ドルフィンファームしまなみも綺麗なんですが、あちらはやはり観光向けというか。
また違った雰囲気で、ちょっと神秘的な海でこれぞキャンプって感じ。
海にテトラポットとか遮るものがないって本当に自然を感じられます。
そんな事を考えながら、夕食。
簡単に、煮るだけ焼くだけ。
鍋焼きうどんを煮て、ウインナーやら練り物を焼いて簡単に食事。
ここからが大変でした。
夜20時頃、突風が吹き始め両隣からカンカン!とペグを打つ音が聞こえてきます。
ちょっとやばいかな~とタープのポールを減らして低くし、様子見していました。
にいにとトイレに行って帰ってくると、上から押さえつけられるような突風。
タープの裾付近にいたにいには、風で押さえつけられたタープが解放されると同時に後方へ跳ね飛ばされる始末。
幸いケガはありませんでしたが、ちょっとヤバいかも…って事でタープ撤収。
子供達は幕内に避難させて、夫婦でタープを片付けているとヘッドライトを照らしながら隣のソロキャンパーの方が「大丈夫ですか?」と声を掛けてくれました。
もう後はぐるぐる巻きにして車へ放り込むだけだったのですが、そのご縁で暫し談笑。
私は子供達の事もあったので、そそくさとテントに戻りましたが、なんと旦那は2時間近くも強風の中話し込んでました。
うん、風強いのにアホですね(笑)
でも旦那は人見知りっ子で、中々心が開けないシャイボーイですので妻としては同じ趣味の仲間が出来てくれるといいな~と思っていたので嬉しい限りです。
これからもOさん(ソロキャンパー)みたいな人とお話し出来ればいいな~と感じる妻でした。
風アプリで夜中から風が強くなる事はなんとなく予想してはいたのですが、まさかこれほどまでになるとは…。
0時くらいまで旦那とひそひそおしゃべりしながらビールとつまみで晩酌。
それまでも風が強いのなんのって。
その後、私は子供達が寝ているケシュアへ。
旦那はリビングでコット寝。
ウトウトし始めると、暴風が吹き荒れます。
バサバサバサ!!!!!
風で幕が煽られる音が煩くて寝れやしません。
それどころか、連結している部分が吹っ飛びました(笑)
ここの部分。
ジッパーを下ろして隙間を埋めてるだけなので、強風だと外れてしまうようです。
ケシュアに寝ながら星空観察が出来ます(笑)
そう、連結部分のジッパーが開き、丸めて押さえにしていた部分が吹き飛んでケシュアだけふきっさらしの野外。
ポールではなくワイヤーなので、上から下に吹き付けるような強風に成す術なし。
子供たちの髪が暴風に合わせて乱れ狂います。
でもこの状況で寝てたのは、我が子ながら逞しいと思いました(笑)
何度か、ジッパーを閉め直してチャレンジしたんですが、何度も目の前に星空が現れるので諦めて今度はケシュアをフルクローズ。
この段階で、旦那はストーブを消しました。
(これはさすがに初めての出来事でした)
もういつ幕がどうなるかも分からん状況だったそうです。
そして私はケシュアをフルクローズした事によって旦那と隔離されました。
近くに旦那は居るけれど、薄い生地越しに居るけど、なんとも心細くそこから全く寝れませんでした。
そしてストーブを消したので、どんどんと足元から体温が奪われていきます。
更に風が上から吹き付け続けるので、ケシュアの天井が私の鼻先まで迫ってきます。
もう圧死してしまうんじゃないかと…。(大げさ)
もう限界、白旗です。
暗闇だし、妹を腕に抱えてたし、自力では脱出出来ないので旦那に開けて~と伝えるも風の音が凄過ぎて聞こえない模様。
もう叫びました。
そこからは早かった。
午前3時、一番酷い時間帯だったんだと思います。
そこのキャンプ場にいる全員が一斉に動きました。
お隣のご夫婦は車を移動させて風よけを作ります。
ソロキャンパーさんは緩んだ箇所のペグを打ち直します。
(もしかしたら補強していたのかもしれません)
我が家はシュラフを車に運び、座席を出来るだけフラットにして子供達を運びます。
でも子供達、キャンプをしてから強くなったな~。
「こわい」とは一切言いませんでした。
車に避難してからも、我が家のワンボックスカーは風に煽られふわっと浮くような感覚に襲われます。
この日の風速は最大瞬間で19M、常時15Mくらいだったそうです。
もう台風やんね。
ここの管理人さんもここまでの風は初めてだと仰ってました。
車に緊急避難。
キャンプではテントで眠るのが醍醐味かもしれませんが、危険だと判断した場合はこれも必要な事だと思いました。
私達以外のベテランキャンパーさんはそれでもテント泊されていたので、すごいな~。
子供たちの安全最優先、って事で自然の猛威に白旗です。
車に避難してからも、幕の心配やら風の強さやら、月の不気味さやらで中々寝付かれず。
月がとんでもなく不気味。
オレンジ色で三日月で、異世界に迷い込んだみたい。
結局寝たのは4時を過ぎていたと思います。
んで、起きたら9時(笑)
朝食も取らずに撤収です。
風アプリによると、昼以降に風が強くなりそうとの事。
なので急いで撤収です。
スピアの中に入ってみると、枯芝まみれでした。
この光景が風の強さを物語りますね。
他のキャンパーさんも急ピッチでお片付けしています。
全ての撤収が終わった後、常連のご夫婦はすぐに帰られていました。
「(風)大丈夫でしたか?」と優しく声を掛けて頂いたり、とても素敵なキャンパーさんでした。
そしてソロキャンパーのOさん。
お互い片付け終えたら、管理人さんも交えておしゃべりタイムです。
途中、子供達とも遊んでくれ気さくで礼儀正しい超、超、好青年でした。
「僕、来週もここいますんで!桜満開ですよ~。」
と、旦那氏を誘惑。
それにおもいっくそ引っ掛かった旦那(笑)
また来週もキャンプです。
その場で口頭予約ですわ。
でもここは、5月のマーガレット。
夏の海水浴。(砂浜じゃないけどね)
また行きたくなる要素が満載!
取りあえず、連チャンキャンプ楽しんできます~。
読んで頂いてありがとうございました。